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ノウハウ

ハローワークと労働基準監督署って何が違うの?

雇用保険の手続や労災保険の手続をしに、ハローワークを訪れたあなた。
窓口で書類を提出しようとしたら、「この手続はハローワークではなく、労働基準監督署での手続になりますので、労働基準監督署へ行ってください。」と言われてしまった。
こんな経験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

ハローワークと労働基準監督署の果たす役割

ハローワークは正式な名称を公共職業安定所といいます。ハローワークの役割としては、従業員の方の資格取得・喪失手続や失業保険の手続など雇用保険に関わる部分がほとんどです。一方、労働基準監督署は労働基準法などの労働関係諸法令に対して違反があるかないかをチェックするというのが主な業務になります。

事業主の方の場合、
「従業員個人に関わる手続」はハローワークが多い
「会社の運営に関するチェック」は労働基準監督署が多い
と覚えていただくのがよいでしょう。

事業主がハローワークで行う主な手続

  • 雇用保険の新規適用
    従業員を初めて雇ったときに雇用保険を設置する手続
  • 従業員の雇用保険の資格取得/喪失手続
    従業員の方の採用・離職に際する雇用保険の手続
  • 求人の登録
    採用を検討している場合、ハローワークの求人票を掲載する手続
  • 助成金の申請手続
    厚生労働省が管轄している雇用関係助成金の申請

雇用保険の手続の際に発行された書類(雇用保険資格取得確認通知書など)を紛失してしまった場合は、所定の書類に必要事項を記載して窓口に持っていけば、再発行をしてもらうことが可能です。

助成金の申請をする際に、雇用保険の情報が確認出来る書類が見当たらない場合は、再発行手続を利用してみましょう。

事業主が労働基準監督署で行う主な手続

  • 保険関係成立届の提出
    従業員を初めて雇ったときに労働保険を設置する手続き
  • 労働保険料の納付
    保険設置を行った後の労働保険料の納付
  • 就業規則の提出
    会社で定めたルールを提出(常時10名以上の従業員を使用する事業場では就業規則の作成・届出が義務)
  • 時間外・休日労働に関する協定届(36協定)の提出
    従業員に対して時間外労働、休日出勤などをさせる場合に必要な書類の届出

労働基準監督署から通知物が届くのは、毎年6月に労働保険の年度更新で労働保険料申告書が届く時ぐらいで、ほとんど通知物が届くことはありません。
万が一、労働基準監督署から書類が届いた場合は、キチンと中身を確認するようにしましょう。何か法令違反になってしまっていて、督促状が来ている場合なども想定されます。

まとめ

いかかでしたでしょうか。本記事ではハローワークと労働基準監督署の役割と手続内容について解説をしてきました。ハローワーク、労働基準監督署はそれぞれ担当している業務の管轄が異なりますので、大枠のイメージを掴んでいくところから始めてみましょう。
また、手続きを行った際は、それぞれ控え書類が発行されますので、
必ず事業所で大切に保管をして下さい。