ネット上で「コーヒーの効果」を検索すると驚くほどたくさんの情報がヒットします。
また、ランチ後に必ずコーヒーを飲む方も多いのではないでしょうか。
今回は、美味しいコーヒーに含まれる「クロロゲン酸」の効果と摂取するタイミングについてご紹介したいと思います。
クロロゲン酸ってなに?
カフェインはよく聞くけどクロロゲン酸って何?と思われる方も多いのではないでしょうか?
クロロゲン酸とは、コーヒーに多く含まれているポリフェノールの一種です。
一般的に知られている「カフェイン」のコーヒー豆中のに含まれる量は1~2%、クロロゲン酸は5~10%となっています。実はカフェインよりもクロロゲン酸の方がコーヒー豆には多く含まれてるのです。
クロロゲン酸の嬉しい効果
クロロゲン酸は体に良い影響を与える成分として知られており、主に3つの効果が挙げられます。
■ダイエット効果
■アンチエイジング効果
■糖尿病の予防効果
■ダイエット効果
食事で脂肪を摂取すると、体内から脂肪を分解して吸収しやすくする酵素が分泌されます。
クロロゲン酸はこの脂肪分解酵素を阻害することで、脂肪が体に吸収されるのを抑制する効果があるとされています。
■アンチエイジング効果
クロロゲン酸には、活性酸素の発生や働きを抑える抗酸化作用があるといわれています。
活性酸素とは体の細胞を酸化(錆び)させてシミ・シワ・老化・がんなどを引き起こす物質です。身体は酵素などで日々活性酸素を除去していますが、除去しきれない活性酸素は細胞を傷つけてしまいます。
クロロゲン酸はそんな活性酸素の活動を阻害することで、体を酸化から守ってくれる効果があります。
特に紫外線によるダメージは活性酸素と密接に関係しているため、美容対策として注目を集めています。
■糖尿病の予防効果
クロロゲン酸には、糖質分解酵素の働きを阻害して、食後血糖値が上昇するのを抑制する効果があるといわれています。
コーヒーを摂取するタイミングは?
クロロゲン酸の効果、特にダイエット効果や糖尿病の予防効果を最大限に引き出すためには、血糖値が上昇しやすい食事中または食後のタイミングでコーヒーを飲むのが効果的とされています。

食後にコーヒー飲みたいなぁと思うのは、もしかしたら、クロロゲン酸の効果を体が要求しているからかもしれませんね。食後のおいしいコーヒーで気分をリフレッシュして午後からも頑張りましょう!